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サイゴン郵便局

2014年5月14日

サイゴン散策

 

私の勝手な意見ではありますが、正直ホーチミンへ来たら何が出来るという事も特にありません。それでも人によってはホーチミンが大好きになり、また近いうちに来たいと言いながら帰国し、数ヶ月後には準備万全でベトナム詮索散歩に本気で励んでいるリピーターが増えてきている今日この頃のベトナムかと感じております 。勿論、二度と来たくないと仰られる方もいますが。。

ベトナムでよく“ベトナム/ホーチミンの何が好きなの”と言われ、困る事も多いんじゃないでしょうか? とても不思議な場所で何が良いのかと考えてもそれはいろいろな事がからみあい、人それぞれのいいベトナムの絵を作り出しているので 無難な答えとしてご飯がうまいとか、活気が良いねなんてゆうのがアンサーでしょうか?正直、クーチートンネルがよかったなんて事はあまり聞きません。

そんな中でホーチミン在住の知り合いにサイゴン中央郵便局知ってる?って聞くと、“いや、あんまり知らないな〜”、“前はよく歩くけど、、”、“昔、行った事あるよ”、そして“あそこは、エッフェル塔を造った人が造ったんだよ”。最後のエッフェル塔についての答えを聞いて心がくすぐられたのは自分だけでしょうか? 当人、気になりますので足は自然と郵便局へ向かっているのであります。

実際に郵便局の前にたつ自分。早速気づいたのは整然と大きく立派な石畳。 自分が旅行者で石畳を見てもさほど驚く事もないでしょう。しかしホーチミンに約6年 。でこぼこの道、舗装されたアスファルトに慣れてしまった自分は石畳の歩道をホーチミンで気づいたのは初めての事。なかなかどうしたものだ、素晴らしい!

石畳の上から郵便局を見ると大きな時計とその下には1886・1891。郵便局の建設が着工された年と完成した年と思われます。

いざ中へ入るとあっと言わせるとても高い天井。そして少しひんやり。 さすがは冷房のない時代に造られた建物。ガイドに書いてあったゴシック様式とはこの事かとまたもびっくり。 右手の壁におかれた年季の入ったフランス統治下時代の西貢時代の地図をよく見ると ‘Lignes telegraphiques du Sud Vietnam et Cambodge 1936′ と右下の隅に書いてあります。日本語にすると1936年のカンボジアとベトナムの電信線の地図らしくその時代に一瞬プチタイムトリップ。

地図から離れもう少し奥に行くと真ん中に古い切手やポストカードがある売店。今では懐かしいポストカードを今でも郵便局として機能しているサイゴン中央郵便局から送ろうと 一枚購入、そして投函。何年ぶりに手紙を出したのだろうと思いながら少し興奮気味。甘く見ていた郵便局でノスタルジックな雰囲気を味わい楽しむ。このごろ仕事に終われて散歩が少なくなった自分は中央郵便局へ訪れ初心へ戻る事が出来たのやら、よき時代を持つ古くよい建物探しの散歩へ5年ぶりに